人に“気”があり、それが体を流れるように、天や地にもまた気がある。気によって大地は脈動し、呼吸している。そうした天地の気の流れを読み解き、気のエネルギーを都市計画から家屋・墓などへ巧みに利用し、迎福除災(福を迎えて災いを除く)を目的としたものが風水です。 風水の思想は「蔵風得水(風を蓄え水を得る)」と言われるように、天地に流れる気を読み解き、その流れを活用することにあります。そしてその基本は「背山臨水(北に山を背負い、南に川が面しているところが良い)」です。北風から村落を守るように北に山(玄武)がそびえ、集落を包みこむように東西に山脈(青龍・白虎)が連なり、南に水辺が広がる(朱雀)――。これが、人が子々孫々快適に暮らせる風水の理想である“四神相応の地”です。
フンシーとは、沖縄の言葉で“風水”を指します。 沖縄では、17世紀頃から琉球王府が、中国福建省に唐栄人を派遣して、風水説を学ばせました。首里城の立地を筆頭に、集落の都市計画や、家屋やお墓などの形状や立地などに色濃く影響を受けました。古い集落や家屋・お墓では、今日までその影響を見ることができます。亀甲墓・ヒンプン・シーサー・石敢當などは風水思想の名残です。 また沖縄の諺である黄金言葉(くがにくとぅば)にも「どぅにどぅフンシやあらん(自分の内にこそ風水はある=吉凶を決めるのは自分自身だ)」といった言葉が残されているように、風水の存在は、民衆生活にも深く息づいていました。
方位を司る神獣である四神は、東西南北の他にも、季節や色、そして五行(木火土金水)などを司っています。
玄武:北/冬/黒/水 白虎:西/秋/白/金 青龍:東/春/青/木 朱雀:南/夏/朱/火
ポスターを飾りたい空間で、背山臨水などが見立てられる場所や、または玄関を“南”ととらえて、山=玄武(北)、水=朱雀(南)、丘陵=青龍(東)・白虎(西)と、それぞれ適した絵を切り分けて飾ることで、“四神相応の地”の見立てとなる。また実際の東西南北に準ずるも吉。
フンシーポスター【四神の図】
サイズB1(幅1030×高さ728mm)、オフセット印刷、2,500円
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